2013年07月02日
やられっぷりをご覧下さい

・ファーストヒットを確実にモノにする事。
・いいサイズを獲る事。・・・獲れたらいいなぁ。。。
緑の山道をテクテク歩き、渓流に降り立つ。
待望のファーストヒットにガツンと合わせを入れると・・・
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6月末日、湖北の渓流に行ってみましたよ。
先週の釣果を受けて、体高のあるアマゴが釣りたくて、出動を決めたのだけど、案の定寝坊。
2時半起きの予定がふと起きると3時半過ぎ。。。
慌てて下道で行くところを高速使ってゴー!
なんせ、人気のある川。しかも、この日は支流の調査に行きたいので、できるだけ先行者は避けたかった。
本流は散々釣りしてきたけど、この川の支流には全く入った事がなかったのである。
4時半ともなるとほとんど明るくなり、焦りばかりが募るが、運転中は焦らない。飛ばさない。
なんとか5時過ぎに川の入り口へ到達。
さて、何台いることやろ。
1台、2台、3台・・・・・・・7台!!
それも、皆さん用意を整えて、まさしく今渓流に入ろうとしている所。
5時半現地着でも遅かったorz
あと、30分早ければ・・・。
駐車スペースごとに車を発見し、下流は全滅やわ。この分やと上流も怪しいと焦っていたら、本日入る予定の駐車スペースに到着。やっぱ車止まってるなぁ。しかも、めっちゃ増水してる。。。前回よりも50cm位多いくらい・・・。
まぁ、上流行きたいし、とりあえず側道を歩いてみよう。と用意を整えて6時から川の側道(車両進入禁止)をテクテク歩き出す。すると、すぐに第一釣り人発見。
道の上から軽装で提灯釣りをされていたので、入る場所を聞いてみると被ってなかったので、入る予定の場所を聞いた上で遠慮なく上流に向かわせてもらう事にする。

上流の大きい堰堤の上を攻めたかったので、片道約2キロの道のりをテクテク歩く。
30分ほど山道を歩いてようやく堰堤に到着。
エントリーポイントを探して10分ほどウロウロしてるとよさげなポイントを発見したので、そろそろと無理やり斜面?崖?を降りてみる。
あまりほめられた行動ではないけど、どうしてもあのポイントやりたいんや~!という気持ちが勝ってしまった。
斜面?崖?の途中の杉まで到達。
川まではあと2m。そろりそろりと体重を斜面?崖?に移すとズルゥ~と滑り台をすべる様に川まで落ちてしまった。

色々ポイントを見せられてこちらはガマンの限界です(*´Д`)ハァハァ

待望のファーストヒットにガツンと合わせを入れると・・・、スルゥ~ン・・・。
なんかPEが高切れしよった(。A 。 )
今日こそはファーストバイトをきっちり取りたかったのに!
バラすならまだしもPE高切れって・・・。日頃の整備不足が如実に現れてますなぁ。たしかに最近はライントラブルがあまりなく、長くラインを切る事もなかったので、結構同じ場所をずっと使ってたしなぁ。はふぅ~ん。
自作スピナーも失い、朝一の渓流にてラインシステムから組み直す。
焦らず、急がず、慌てず、組み直して2投目!
ビシッとポイントの最奥にスピナーに入ってリーリング開始!・・・と、思ったら途中からスピナーが空中に上がってくよ?
・・・ ・・・ ・・・どうやら枝の下を通したつもりが、しっかり枝の上側を通っていた模様。
ピンピンピンとロッドをしばらく煽ってると、ブチッとPEがまたもや高切れ。
ポイント潰したくなかった(30%)のと、メンドくさかった(70%)でそのままロッドをブンブンしてたのがよくなかった。
なんとか気を取り直して釣りを続けると、・・・なんもあれへんわ。やる気なしチェイスが3回のみ。
さらに、軽く滑って川底に両手をついてしまい、上半身全部が濡れ濡れ。
おまけにデジカメがなんかおかしくなって(濡れてない)、モードの切り替えができない。撮影はできるのだけど、1回シャッターを押すと2回目が取れない。電源を入れ直すと、撮れるのだけど。
あかん、この時点でかなり心が折れてる・・・。
いやいやいや、まだまだ流程はあるし、先は枝分かれする谷もあるし!いいサイズ釣りたいし!!
と、遡行すること2時間。目の前にはデカイ堰堤が現れました。
とても高巻はムリなので、ちょっと下ってから林道に上がってみる。

おかしい!
谷まで道が続いているハズなのに、完全に自然に還っとる!
まぁ、さすがにここまでは伐採にこないのね。
ちょっと進んでみたけどコレはムリ。
っちゅーワケで仕方なく下流に向かうと

自分の背丈サイズの草林を抜けていきますよ~。車に戻るにはしょーがない。
足元も見えないくらい密生した草の中を突き進む。
途中、土砂崩れの上に草が生えまくって「落ちたらコレ川まで真っ逆さまやん!」って所を越えながらヒヤヒヤすすむ。
っちゅーか、一向に進まないんやけどね。

どうにかこうにか進んで行くと、元の伐採されている道まで到達。ようやく人心地です。ハフゥ~。
ここからさらに降る。
頭に描いていた予定は根本から崩れ、ウェーダーに浸水してきた水に文字通り「足取りも重い」。
とりあえず、第1堰堤の下流側は第一釣り人のオッチャンに被らない所があるので、一旦そこまで降りて、そこからまた釣りあがる。
結局、朝1本目が6時スタートで、入りなおした2本目は11時スタート。

再開してすぐにちぃちぇアマゴがいらっしゃってくれました。

なんとかリズムを取り戻しつつあるのか、こんどは20cmちょいのイワナがきてくれた。

ようやく持ち直したかに見えたけど、この後がさっぱり続かない。ちぃちぇのは釣れてくるけど、20cm以上のヤツが釣れないし、待望のヒットをさせてもバラす事態に、とうとう写真を撮る気力もなくなったorz
この支流・下流側も撤退を決意し、また20分かけて車まで生還を果たす。
とりあえず気力を回復させようと、お昼に買ってあった中華ソバを食べるも、蜂にたかられ、見たことのないドス真っ黒のキリギリスっぽい虫の群れに食欲をなくし、早々とランチを切り上げてしまう。
本流・下流側は先行者でいっぱいやろし、本流・上流に行くか~。と車で下見に。
もう1本の支流には先行者の車が止まってたけど、入りたい本流・上流は先行者入ってなさげな雰囲気(まぁ、前日の土曜に入ってると思うけど)だったので、前回車を止めた所に戻る。
すると、途中で駐車スペースを発見。
前回止めた場所よりも上流側だけど、ちょうどいいと思い入ってみる。
3本目開始。
やっぱり水量は多いが、遡上は可能。ポイントが絞り辛いけど、こんな時こそ手返しのいいスピナーが光るハズ!そう思いたい!

ここは3時間ほどはそのまま遡上できるので、ちょうど16時くらいに上がる感じでいけば・・・と、また「獲らぬアマゴの皮算用」、「絵に書いたイワナ」を始めてしまう。
釣れない状況だけど、モチベーションを上げるために、「そうそう、あの橋があったあった。チェイスはあるけど、食わないポイントね。」とか、ドヤ顔で呟く。思い返すとひたすら寒い。
すると、川が二つに分岐。
左だっけ?と思い進んでいくと段々川が細くなっていく。おかしいと不安になりながら、進むと右手が激しく土砂崩れしてる!
アレ?さっき車で右手の道を進んだハズ???
あ~、あそこ左じゃなく右やわ!間違えちゃった!!
と、川を戻り、今度は右に行く。
そうそう、上流に向かって右手に車道あるもんね。川に入ると見にくいけど、車道あるもんね。と上をチラチラ見ながら遡行していく。
すると、ようやくアマゴが来てくれた(*゚∀゚)

気を取り直して(本日何回目??)、遡上再開。
すると、またもや段々川が狭くなっていく?
あれぇ~、そろそろ破れ堰堤が出てくるから川幅広くなるはずやのになぁ。
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・・・Σ(゚Д゚;) ・・・ ・・・川間違えてた・・・orz
なんと、本流と支流が一部併走する部分があって、それをすっかり忘れてて、車止めた場所から手前にあった支流に入ってしまっていたのである。そして、そのまま・・・。
しかもその支流が石垣&林で向こう側が見えず、すっかり本流と勘違いしてた。。。
間違って入ってしばらくして「あの橋ね」とか「そうそうここの落ち込みが」とかドヤ顔で考えてた自分をグーで殴りたい。
んもぉーーー!!
かなり心にひび割れが入った。
もう上流の詰める気力もなく、川と併走している道へ上がれる場所を探しながら降っていく。
なんとか上がれそうな場所を無理やり上がり、脱出成功。
そして、そこはまた野生だったorz
覆い繁る草に進行を阻まれるも、生還したい一心で突き進む。
心を慰めてくれるのは、湿地状態になった場所で散見される他人の足跡。
川で見る時はかなりガッカリするが、この時ほど心強く思ったことはなかった。
またもや30分ほどかかり脱出成功。
舗装された道路に復帰し、右に曲がると駐車スペース、左に曲がると本流上流。時間は14時30分。
さて、どうするか。
・・・ ・・・ ・・・、ここまできたら上流に行ってみましょう!
上流へ少し歩き、川に入る。本日4本目。
気持ちが続く限り行ってみよう!・・・と、この時は思ってたんですよ。
そしたら上流は


1時間ほど登った所で、いいサイズは一向に釣れずorバラし、ちぃちぇサイズだけお会いしてくれました。
そして、「さっきのセーブポイント(脱渓点)で上がればよかったぁ。もう4時かぁ~。」とふと右手を見ると、

・・・ポキッ
と、何かが折れる音が聞こえ、もうダメポ(´・ω・`)
終・了・決・定!!
おめおめと、とぼとぼと、車へ続く道を歩くやられまくった閣下(天狗の鼻も粉々)でした。

最近、釣りの記事が書けてなかったのに、久々の記事が釣れない記事でほんとすいませんッス。